陶工房くれいスタッフのきまぐれブログ・・・


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最近、テレビ等でやたらイタリアのお話が出てきたりしたので、今日はこのタイルのお話から始めたいと思います。

こちらのテラコッタタイルはフィレンツェにありますサンタクローチェ教会で見たものです。

フィレンツェといえばルネッサンス、ルネッサンスと言えばウフィツィ美術館。そのウフィツィ美術館は、あの金融業で手広くビジネスをしていたメディチ家が所有していた美術品のコレクションなのですが(メディチ家とウフィツィについてはこちらの資料を読んでみてください、詳しく書いてあります。)サンタクローチェの美術品のパトロンは、パッツィ家であり、この一族は、メディチ家のライバルと言われ(やはり同じ金融業を営んでいました)メディチ家のロレンツォと弟ジュリアーノの兄弟の暗殺を謀った一族としても有名です。

メディチ家の権力に押され、かなり押しつぶされた、ちょっと地味な一族でもあるんですが、ルネッサンスの華やかな歴史とは裏腹に、美術パトロン達の権力争いはどろどろしたものがあったようですね。

権力争いでどちらに勝敗があがったかは言うまでもないのですが、派手好きなメディチ家のコレクションは、ウフィツィ美術館を訪れた方ならお分かりになるように、古代ギリシャ、古代ローマの彫刻から、ダヴィンチの「受胎告知」、ボッティチェッリの「春」「ビーナス誕生」もちろん、ミケランジェロ、リッピ等など、ルネッサンス絵画をあまり知らない方でも一度は見た事がある絵が、膨大な数ほどあるのがウフィツィ美術館です。

もちろん、フィレンツェに着いてすぐ予約を入れ、翌日、ウフィツィ美術館に私も行きましたが、なにげなく訪れたこのサンタクローチェ教会、そしてとなりにあります美術館も地味ではありましたが、あまり観光客も来なく、静かにしっとりと美術品を鑑賞することができました。
パッツィ礼拝堂は、実際に200人以上の著名人が眠る埋葬所でもあります。
訪れる方達が静寂を意識してしまうのは、そのせいでもあるのでしょう。


上の写真のテラコッタタイルのように浮き出たタイルを英語ではRelief Tile‐‐リリーフタイルとか言いますが、よく見ると、リリーフが彫刻のようにかなりでっぱっているので、大量のにあったこれらのタイルは、もしかしたら一枚一枚手で作り、焼いたのかもしれません(平たいタイルでしたら、石膏でMold(型)を作り、大量生産ということも可能ですが、、。)とは言っても、同じ教会に大量生産されたタイルが並ぶ事はないとは思います。



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イタリアの教会を訪れた方達はお分かりなのかもしれませんが、この教会は、ライティングといい、内装といい、かなり地味ですよね。
でも、良い感じではないですか?




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こんな、床のタイルもありました。なんか、足で踏みつけるのをはばかりたくなりますね。





最後に、フィレンツェの街中で見た、チェスのピースを売っている屋台(野外のクラフトブースと言ったほうがかっこいいでしょうか)の写真です。

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なんか、とてもヨーロピアンですね。

私がヨーロッパを訪れた3年前より、現在はかなりユーロが高くなっていますが、もう少し下がったら、また訪れたいイタリアです。(なんて、、、下がる事はないかもしれませんが、、、)


お知らせ
陶2展の写真をHPにもアップしました。陶工房くれいHPより左側の「作品紹介」から入り、陶2展をクリックしてください。(その1、その2とあります。)
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by claylife | 2007-07-18 03:24 | アート