陶工房くれいスタッフのきまぐれブログ・・・


by claylife
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カテゴリ:作陶( 3 )

陶芸をやっている皆さん、あなたはclockwise?(時計回りの右回り)又は、counterclockwise(時計と反対周りの左回り)???

ロクロ回転の方向の事を言っているのです。

日本では、通常、右回しですよね。
左回しと言うのは、丹波の陶芸家の方か、外国(オーベー)でロクロさばきを習った人達だと思いますが、、。

先日、スマスマの『ロクロ王国』とか言うコーナーで、スマップの皆さんがロクロを回して陶器を作っていたのを見ました。
中居君を筆頭にカメラがクローズアップしていったのですが、なぜか皆さん左回し・・・(先生は、丹波の人なのか、それとも外国で陶芸を習得された人なのか、、、)

私は、このコーナーを始めて見たのですが、以前見たことがあるうちの先生が、「前にやった時、キムタクは右回しのほうがやりやすいと気がついて、途中で変えたのよ。」と言っていたので、最後のキムタクにカメラが接近して、凝視していると・・・

あれ、本当だ。ひとりだけ回転の向き変えてる! さすが、キムタク(?!)

皆さん、何度かやった事があるそうだし、シンゴ君とか、上手らしいのですが、ロクロの回転向きの違いに気がつかないのか、てこずっている様子・・・

実は、私も、本格的にロクロをやり始めたのが北米なので、左回転です。
今更変える事ができないし、なにしろあまのじゃくなので、日本での多くの方が右回転なら、

「じゃあ、私は左回転で!」 ということになってしまいます。

ちなみに、英語でロクロさばきの事を”Throwing"スローウィングと言います。
スローの"th"はあの、舌を上下の歯の間に入れて発音する英語特有のやつです。

Throwingのthrowは投げるとか言う意味と同じ単語です。なぜ、throwingと言い始めたのかは、ちょっと検索不足なのですが、ロクロの上に(あの粘土を乗せる所をwheel headと言います)粘土をしっかりと叩きつけ(投げつけ)、centering--センターリング(中心を取る)などと、英語の「ハウツーロクロ」に書いてあったりもしますので、そこから来たのかもしれません。

ロクロ形成された物を、"thrown..."花器ならば"thrown vase"とか書いてあるはずです。"thrown"と言うのは文字通りthrowの過去分詞です。(ロクロ形成された、という受身ですから、、、)


ちなみにロクロはPotter's wheel、日本語発音するとポターズホイール(これは車のホイールと同じ単語です、回転するものですからね、、、)、でもこれでは手ロクロも入るので、電動は、正確にはElectric potter's wheelというみたいです。

でも、ロクロを多くやっている方は単に、
”I work on the wheel." (ロクロで作っている)と言ったりして、タタラ(板状に粘土をのばしたり、そのままタタラ板を重ねて、切り糸/ワイヤーで切ったりして作る作陶方法)と分けたりしているようですね。手ロクロは単にHand wheelとか言ったりもしますしね、、。


今日は、Potter's wheel(前に書きましたが、ポターは英語で陶芸家のことです)についてでした。

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by claylife | 2007-06-06 01:20 | 作陶

Squid and Skutt

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これは清里別荘ギャラリーの玄関です。白い壁掛け花器は私が3年ほど前に、カナダで作った”Primavera Rosa"(プリマヴェラ ロサ)シリーズの一環です。名前は春らしさを出したく、その頃、イタリア・スペイン旅行を秘かに計画していたので、ゴロが良かったので、こう名付けました。写真では良くわかりませんが、ほんのりピンク色に焼き付けてあります。

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これらは、中温焼成用の磁器粘土です。壁側の板が、形成上そりやすく、ひび割れしやすく、電気窯(スカットキルン)で焼いたのですが、いつもより時間をかけました。
制作途中で、これらの白々とした物体がずらりと並んでいるのを見た人が、

「なんか、イカみたいね。」
と、言っていて(ちなみにその方は中国人の女性でしたが、)食文化のアジア人的発想で、ちょっと笑ってしまいました。と、言うのは、アジア系の食材屋さんに行かない限り、あんなに大きい原型をとどめたイカは北米のスーパーでは見たことがないからです。

教室の生徒さんの一人でアメリカ製のスカットキルン(skutt kiln)を購入し、自宅でも作陶をしている方から、
「スカットキルンで薪を入れて還元焼成できませんでしょうかねぇ?」
と、いう質問を受けました。スカットキルンは北米の、特にコミュニティーセンター等で多く使われている、手軽で使いやすい電気窯です。でも、鞘の中で薪や炭と一緒に焼くならともかく、スカットで還元焼きをするとは聞いたことがありません。カナダにいた頃、日本から取り寄せた陶芸本を良く読んでいたのですが、「電気窯での還元」とか書いてあり、とても驚いた記憶があります。普通だったら電熱線がすぐだめになってしまうかと思いますが、これらの還元ができる電気窯の電熱線は特別なものなのでしょうね。

質問を受け、日本語、英語、様々なサイトで、スカットキルンで薪窯焼成している人、または方法を探しましたが、見つかりませんでした。どなたかいいアイディアありますか? Has anyone got a good idea???
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by claylife | 2006-09-08 16:52 | 作陶

In process

しばらく涼しくなったと思ったら、今日また、夏の暑さを感じました。
中津工房も自然に囲まれているので、まだまだセミ達も最後のあがきとばかりに鳴いていました。

最近、先生も私も白化粧を使うことが多くなり、ふたバケツあった白化粧も切れていました。先生に新柳北信に材料を買ってきてもらったのですが、平津長石が品切れ、との事、カナダの長石で間に合わせてみましょう、、、と作りましたが、どうでしょうね。

カナダの長石は融点が低いとの事で、地元で取れる土も日本のものとは違い、そのままで成形などとても無理です。そのままで使うと大概釉薬のように融けてしまいます。色的に言うと、柿釉のようなかんじです。

おとといひいたお皿達にかけてみますが、結果は???です。

10月の初旬の玉川高島屋の展示会が近づき、先生も教室がある時間をぬって作陶に励んでいます。
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この写真は、先生がわずか3日ほどで作ってしまった大きなつぼです(こっそり写真を取ってしまいました。)昼間はもちろん、夜も教室があるのですが、夜中近く、そして朝方せっせと作ったようです。(それにしても早い!)

余談ですが、うちのアパート(2階)の玄関のほうの通路に街灯があり、ここ数週間、丸々太った蜘蛛が住みついているのです。街灯がついている屋根の所から手すりまで1M30cmはありそうですが、大きな蜘蛛の巣を張っています。でも、朝見ると、必ず、壊されているんです。アパートの住人の何者かが壊しているのだと思いますが、工房から帰ってくる夕方には、もうすっかりきれいに作り直されている、、、。う~ん、毎日毎日壊されて腹が立っているだろうに、、、それに日ごとにより大きな巣になっているような気がします。そんな蜘蛛君の地道な努力を見て、もっと作陶に身を入れなければと、思ったりしている私です。 それではまた
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by claylife | 2006-09-02 23:23 | 作陶