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陶工房くれいスタッフのきまぐれブログ・・・


by claylife
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Mukago to go!

新しい登り窯の火入れ式が無事終了し、ほっと一息ということで、中津教室は自分も含め、ちょっと油断して風邪気味モードです。
最近、朝、昼、晩と気温が激変しますよね、、、風邪には十分気をつけましょう。

私は、アルバイトとして、地元の進学塾で英語などを教えているんですが、、、

今日、一番の年長さんである、高校2年生の男の子が、1990年生まれだと知り(まあ、特に何年に生まれたかと以前聞いてなかっただけですが、、、)
ちょっと、「え?」っという感じの今日の個別授業、、。
私はというと、88年の12月には、カナダに引っ越していたのです。

ラグビーをやっている体格が大きい男子だけに、この人(この子かな?)がこんなに(大きく)育って来た時間の彼の人生の大半であろう日本を知らないということ、、、そして、こうして今日本で何気なく住んで居ることは、他人が想像するよりも多大なるSuffer(苦?!)はたまたWonder(不思議に思うこと?!)があったような気がします。今では、どっかり日本人ですが、、。

神奈川県とはいえ、この辺は山梨に近い田舎で(近隣の方、すみません)しゃべりもちょっと癖があり、最初はとても聞きとりにくかったし、外国に住んで居る方は分かると思いますが、人の名前とか、ついローマ字で書いてしまったり、数字を日本語で言ったり聞いたりするのが、 とてもConfusing(混乱する)ことで、結構ストレスがたまることが多々ありました。


でもやっぱりこのLove River Townという自然が多い所に住んだからこそ、今まで知らなかった日本の良い所を再認識できたそうな気がします。

バンクーバーに居たときは、干物、みりん干し、珍しいお魚、お野菜、、、ないのが当たり前でしたから、それほどMiss(欲しいとは思わなかった)しませんでしたが、今となっては、日本は本当に美味しいものの宝庫ですね。

そして、このあたりの人は畑を持ったりしてて、「」というものを常に追求しているようにも思えます。この3年間の四季を通し、珍しい食材や食べ物に出会いました。

外国では手に入らない物、畑の野菜を有効的に使うのも基本的には都会育ちの私にとってはすごい発見ばかりです。

今日は、むかご(零余子)を昨日、工房を借りている大家さんの畑から取ってきて、調理してました。(この間うちの先生が畑からむかごを取ってきて、工房に置いてあったのですが、昨日それが食べれるものだと知ったのです。)

Mukago to go!_d0087788_1491312.jpg


本当に小さいものは小指のつめほどしかありませんが、昨日の朝は、教室の事も忘れ、畑で、長いもを植える前の畑の表面をあさりまくり、、、ころころしたむかご君たちピッキングに夢中でした。

炒めるにしても、ゆず味噌で食べるにしても、一度ゆでないとだめだそうで、生徒さんたちに(主婦としては大先輩女性たちですが)教えられた通り、ごま油&みりん&醤油での炒めのもの(手前)とゆず味噌仕立て(奥の小皿ふたつ)をやってみました。

うーん、生まれて初めて食べましたが、ちょっとねっとりサトイモ風で、でも硬めにゆでるとじゃが芋君風で、、、とっても美味しいですねおつまみとしてもいけます。


それと、こちらは、生徒さんがぬか漬けにしたというはやと瓜、、。(Kさん、ご馳走様です。)
Mukago to go!_d0087788_1575176.jpg



ベトナムとかで、Green Papaya(青いままのパパイヤ)を炒めたりするおかずがありますが、これがまさにそんな感じ、、。しゃくしゃく感がたまらないです。

こちらはぬか漬けされたものですが、ぜひ、生のままを炒めておかずの一品にしたいですね。

中津の生徒のみなさん、いつも美味しい物の差し入れありがとうございます。

先日はKさんの奥様の手作り酒まんじゅう、美味しかったですねぇ。

それと、Sさん、いつも手作りパン、ありがとうございます。

バターロール、昨日頂きました。 あれも、天然酵母で作っているのでしょうか? Bran(ふすま)みたいのが入っててとても美味しかったです。


食べ物とは、作り手の「」へのこだわりと、「愛情」が入っていると、More tastyですね。
by claylife | 2007-11-14 02:30 | Food & Dish